専門学校のコース授業を終えて

こんにちは。栃木県那須塩原市の美容室hairsalon iLii 西那須野で美容師をしている岡田です。

令和初となる僕の担当するコース授業が終わりました。

去年までは複数クラスを担当させてもらっていましたが、東京を離れサロンを構えている身なので今年は授業の回数を減らしてもらったこともあり、

短いようで本当に短い今年のコース授業でした。

でも、自分なりの今の精一杯を生徒たちには伝えさせてもらって、専門学生の人生の大事な期間に僕の授業を受けてくれて感謝しています。ありがとう。

過去は未来にかなわない

「先生」なんていう肩書きをもらってはいるけれど、僕は他の先生よりも特に優れているところもない人間だと思っています。

ただ、美容師として東京で生きてきた中で、仲間や周りの人達に恵まれてたまたま運よく結果を出せただけの美容師。

教えていて思うのは、僕より生徒たちの方が可能性が溢れていて、希望があるってこと。

若さが秘めている無限の可能性には過去のどんな経験も叶わないってこと。

そんな自分より優れている生徒たちに一体僕は何を伝えられるのかって、いつも足りない頭をフル回転して授業に臨んでいます。

今年僕が担当した授業内容としては「カラーカット」。カラーリングとカットの授業を通して美容の楽しさを伝えるのが僕の仕事です。

もちろん、美容学生のまともにカラーやカットをやったことのない時期にヘアスタイルを作ることは難しいけれど、

自分でヘアスタイルを作って行く中で生徒たち一人一人の中の「課題」を見つけてもらえたらなと思っていました。

義務教育や専門学校の中では課題は人から与えられるもので、学校とはそれをクリアする方法を教えるところでもあります。

でも美容師として社会に出てからの課題というのはいつも自分を含め「人」の中にあるもので、

そこに対して自分がどう向き合って行くかで、自分がどういう美容師になるのかが決まると言っても過言ではないと思っています。

これからあなたたちが進む社会では、人から言われたことをやることだけが仕事ではありません。

自分で課題を見つけ、自分で悩み、自分の頭で考え、自分で行動し、自分で克服して行く過程で人は初めて成長できるからです。

技や感性を磨くこと、自己研鑽とは、そういうことでもあります。

課題にどう向き合うか

かくいう僕も、いつも自分の中に「課題」を抱えています。

もっと上手にあなたたちに伝えられる方法はないか、もっと美容の楽しみを感じてもらえる方法はないか、もっとあなたたちがこれからの自分たちの仕事に誇りを持ってもらえる方法はないかって、

授業が終わった帰りの電車でいつも考えています。

これで良かったのか?

お前のベストは尽くせたのか?

お前よりもっと向いてる人がいたんじゃないのか?

って、

自分自身に問いかけては見えない答えを探しています。

自分自身に課題を見つけ、解決して行くためにアクションを起こしていかなければやっていることは去年と同じで、教科書に載っていることを説明しているだけで、

それが「先生」という仕事なんだろうか?

それが僕でなきゃいけない意味は、僕自身が自分の頭で考えて、行動して、この時間に僕なりの価値をつけなきゃいけないと思う。

 

それは、時間というのは限りがあるからです。

僕があなたたちと過ごせる時間には限りがあって、時間はすぎてしまえばもう戻ってこないから。

僕があなたたちと過ごしたこの何日間で、僕はあなたたちに何を残せたでしょうか?あなたたちは人生にとって、良い時間を過ごせたでしょうか?

いつも自分が担当するコース授業が終わる度に僕はそのことを考えています。

目の前から世界を広げて行けばいい

僕には世界を変えることは出来ないけれど

自分の周りの人を美容を通して笑顔にすることは出来る。

遠い国で悩んでいる人を助けることは出来ないけれど

目の前の人の悩みを解決して素敵にすることは出来るかもしれない。

自分の中にある感性と、自分でしてきた経験と、これから起こす行動とで

自分の身の回りの未来を変えることは出来る。自分の影響を与えられる世界を広げて行くことは出来る。

ハサミ一丁さえ、ピン1本さえあれば

僕たち美容師は隣にいる人を、目の前の人を、喜ばせることが出来るんだよ。

だから、素晴らしい仕事だと思うんだ、美容師って。

僕はあなたたちの様な学生の頃からサロンを出した今の今まで

自分の仕事に誇りを持っているよ。

そしてまだまだこれからもそういう美容師でありたいって思ってる。

いつかまた会えた時に誇りに思える様に

がんばろう。

ありがとう。またね。

 

代表 岡田 彰大

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