那須塩原市(西那須野)の美容室

5/1よりサロン営業を再開しております

こんにちは。栃木県那須塩原市の美容室hairsalon iLii 西那須野で美容師をしている岡田です。

先日、新型コロナウイルス感染症に対して政府による緊急事態宣言が延長されました。

当店では、基本的な対策やサロンの指針としては先日のブログにも書いた通りですが、2週間の自粛期間を経て5/1よりサロン営業を再開しています。

緊急事態宣言が延長されたことにより、様々な方面への影響が出始めることが予想されますが、

最大限にできる予防と対策をしながらも、サロン営業を再開させていただきます。

何のために店を開けるのか

新型コロナウイルスの影響で、残念ながら今は誰もが安心して過ごせるご時世ではありません。

美容院は国から生活必需サービスとして休業要請は出ておりませんが、営業をしていても「自粛警察」というものも生まれてしまい、

店舗を構える身としては他人事ではなく、穏やかに営業のできる空気や雰囲気ではなくなってしまいました。

もちろんそれは自分たちの仕事や職種に限ったことだけでなく、旅館や観光・飲食サービス業の人たちはもっと深刻だと思います。

そして、自分たちが穏やかな暮らしを送れていた世の中に戻るために、先頭で闘ってくださっている医療従事者の方はもちろんのこと、

自粛中の食料品を確保するためのコンビニやスーパーなどで働いておられる方や、生活用品を届けてくださる配達員の方々、

働いている間に家族を見てくれている幼児施設や介護施設の方々、休まず生産を支えてくれている工場の方々など、挙げたらキリがありませんが

世界は誰かの仕事によって成り立っていて、平和な生活を送るために働いている人を支えている誰かが必ずいます。

職業や立場に限らず、不安を抱えているのはどんな方も同じで、今という同じ時を過ごす誰しもが不安を抱えているんだと思います。

そんな時には平和の上に成り立つ美容の仕事というのはとても非力で、

今、自分たちに出来る事は本当に少ないって実感してるけど

例えばそれが、シャンプーやスパのひとときの癒しであったり、髪を変えることで気分が変わることだったり

家族や職場以外の誰かと話をすることで、ストレスを発散して自分をリセットする時間であったり

サードプレイスとして一人でいる時間、日常から離れて自分を見つめ直す空間、理由はなんだってよくて

困っている誰かの支えとなるために、自分たちの存在が、自分たちのサロンの空間が役に立つならば

その誰かのために店を開けていてもいいんじゃないかなって思っています。

正義をふりかざさないように

こんな時には、外出を自粛をすることが、家にいることが、人に会わないことが一つの正義なんだと思います。

でも反面、その一つの正解だけで世界が回っている訳ではないとも思います。

一つの公式だけでは、一つのシステムだけでは全ての人を救いきれなくて、逃げ道がなくなってしまう人たちもいて

そのシステムの網目に引っかからない人たちは、適応されない人たちは、間違いとして切り捨てられるしかないんだろうかって、

辛い思いを我慢しながら苦しみを抱えながら、それでもたった一つの正義を守るために

コロナ離婚だったり、コロナDVだったり、外出自粛のストレスで起きる人間関係のトラブルや生きづらさを抱えて

大切な人を守るための自粛のはずが、大切だった人間関係が壊れてしまう原因になってしまうのは、

本当に正解だったのかなって、複雑な気持ちになります。

とはいえ僕たちのサロンも、社会の一員として地域の一員としてのモラルやマナーを無視するわけにもいかず、

だからと言って自分たちはただ指をくわえて待っているわけにも、何もしないというわけにもいかない。

そういった矛盾とか、全ての人を掬い上げることができないっていう苦しみみたいなものに向き合いながら

一歩一歩やって行くしかないんだろうなって思います。

今できることを届けていく

中途半端かもしれないけれど

今はこんな状況だから、何かを強く言うのはとても難しくて

サロンはやっているから是非来てください、って強くは言えないけど

困っている人たちがいるのなら

サロンはやっているから来ても大丈夫ですよ、っていう状態は作っていたいなって思ってます。

はっきりしなくちゃいけないことかもしれないけれど

お客様にとってみたら、白か黒かっていう明快な答えなんてなくたって

なんかわかんないけどスッキリして帰れる様な居場所があったっていいし

とりとめのない話もまとめずに気の向くまま話ができれば、そのままにしておいたっていい気もします。

前にも後にも進めない状態の中で、サロンとしてどうあるべきか、

何が正義で何が正解なのかはいまの僕にはわからないけれど、

自分たちが今できることを届けていくことが誰かの役に立つのなら

そんな小さなきっかけで救われる人もいるんじゃないかなって思っています。

いまのシステムの網目に引っかからない、切り捨てられてしまう側の人たちにとって

少しでも不安が和らいで穏やかな未来に希望を抱くことが出来ます様に。

それでは。

代表 岡田彰大